これで安心!鍼灸の流れや注意点を詳しくご紹介!

これで安心!鍼灸の流れや注意点を詳しくご紹介!

女性の多くが抱えている頭痛や肩こり、なんとなく不調を感じながらも、どこに相談すればよいのかわからずにそのままにしていませんか。薬やマッサージなどの一時的な対処方法ではなく、根本的な改善を求めているのなら鍼灸がおすすめです。

とはいっても、鍼灸に行ったことのない方はなかなかイメージが湧かず、最初の一歩が踏み出せないかもしれません。

そんな方に、今回は鍼灸の流れを詳しくご紹介していきます。鍼灸のもたらす効果や、初めて治療に行く際の注意点など、これさえ知っていれば安心して鍼灸にトライできるでしょう。

鍼灸の歴史

鍼灸とは、いつ、どこで始まったものなのでしょうか。まずは鍼灸の歴史について紐解いていきましょう。

鍼灸の始まり

鍼灸の歴史はたいへんに古く、紀元前の中国ではすでに鍼灸がひろまっていたとの文献も残っているほどです。そんな2000年以上前から続く伝統的な医学ですが、日本には奈良時代のころに伝わってきたとされています。

江戸時代には広く庶民にも根付いた鍼灸ですが、その後西洋医学が主流になるにつれ、鍼灸や漢方といった東洋医学は徐々に下火になっていきます。

しかし近年になり、鍼灸がさまざまな分野で研究されるようになり、その治療効果に再度注目が集まるようになってきたのです。

鍼灸と東洋医学のつながり

西洋医学は、悪いところを取り除く、患部に直接対処することで病気を治すというアプローチですが、東洋医学では、病気は体全体のバランスのくずれと解釈し、バランスを整えることで病気へのアプローチを行います。

また、病気を未然に防ぎ免疫力を高めることも東洋医学の特徴といえます。鍼灸とは、漢方やあん摩などと同じように東洋医学の治療方法のひとつです。

東洋医学は「気・血・水」のバランスを保つことで健康が維持されると考えられており、鍼灸では、そのバランスのくずれ方によってツボを使い分けて施術を行います。

鍼灸のもたらす効果

鍼灸のもたらす効果は、近年さまざまな分野で研究が進んでいます。そのメカニズムについて詳しくみていきましょう。

血行促進で体質改善

鍼灸をすることで、血行が促されることが知られています。血管が拡張され血流がよくなることで、肩こり・筋肉痛・動脈硬化などの症状に非常に有効といえます。

また、意外に知られていないのが、関節炎などの炎症にも鍼灸が効果的なことです。鍼灸によって血流がスムーズになることで、患部で滞っている血液が流れ、炎症鎮静の効果を生み出すのです。

免疫力UPで病気しらずの体に

鍼灸によって免疫系統を司る細胞が刺激され、自己免疫を高める効果がさまざまな研究で明らかになっています。免疫力が活性化ことで自然治癒力が高まるだけではなく、病気になりにくい体を手に入れられるのです。

リハビリとしての鍼灸

最近では、リハビリテーションの分野でも鍼灸が注目されてきています。脳卒中などの脳血管疾患へのアプローチとして、鍼灸の活用が少しずつ広まり始めているのです。

まだ臨床段階ではありますが、おもに手や顔、特にまぶた・眼球・くちびるを刺激することで病気によって麻痺をおこしている部分への機能の補完が期待されています。

鍼灸の流れをご紹介

実際に鍼灸をしてみたくても、「痛そう」といったイメージがあり、どんな格好でいけばいいのかわからない、など不安なことが多いかもしれません。

そんな方のために、これを読めば安心してもらえるよう、鍼灸の疑問や一連の流れを詳しくご紹介しましょう。

鍼灸は痛い?衛生面は?

鍼を体に刺す、と聞くと一見痛そうに思いますが、実際には痛みはほとんどありません。

手芸用の針や注射針と違い、人間の髪の毛ほどの細さの鍼は非常に柔らかく、出血もほとんどありません。施術中は眠ってしまう人もいるほどなので、必要以上に身構えることなくリラックスして臨みましょう。

また鍼は使い捨てを使用するのが基本で、施術の直前に開封しほかの人との使い回しを防ぎます。

何回くらい通えばいいの?

人により大きく異なるため一概にはいえませんが、おおよその目安として、肩こりや関節痛などの場合は1ヶ月程度、生理痛や内臓疾患などの体質改善の場合は最低でも3ヶ月は週に1~2回の通院が必要になってくるでしょう。長い期間患っているような慢性的なものは長くなりますし、また年齢も関係してきます。

これはあくまでも目安であり、1回で症状が改善する人もいれば、数年単位で治療が必要な人もいるのです。また、せっかく良くなっても、乱れた生活習慣では元に戻ってしまいます。鍼灸に通い始めたことをきっかけに、自分のからだや生活を見直してみましょう。

治療にいくときの注意事項や服装

鍼灸は具合の悪いときに行います。発熱をしているなど、極度の体調不良時は避けるようにしましょう。また、施術前の食事は特別気にする必要はありません。

服装は、脱ぎ着がしやすくお腹や背中を出せるようなゆったりとした服がよいでしょう。

まとめ

あまりなじみのない鍼灸ですが、実際には古くから日本にある技術であることがお分かりいただけたでしょうか。「日和庵」では、そんな鍼灸の技術を気軽に体験していただくことができるのです。まずは一度、お気軽にご相談ください。鍼灸への道を一歩踏み出せば、きっとあなたの体質改善につながっていくでしょう。

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