これで安心!鍼灸は熱い?痛い?そのメカニズムを解説

これで安心!鍼灸は熱い?痛い?そのメカニズムを解説

鍼を体に刺したり、火をつけたもぐさを体に置いたりと、鍼灸にいったことがない方は「熱そう」「痛そう」などのイメージを持っているのではないでしょうか?

しかし、そのイメージは大きな間違いです。ですが、鍼灸に初めて行くのはなんとなく少し勇気がいりますよね。

体の不調や疲れ、さまざまな症状を根本的に解決してくれる鍼灸。この記事を読めば、鍼灸に対するイメージが変わり、鍼灸へ行く勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

鍼灸は熱い?痛い?

鍼灸は本当に熱さや痛みを感じないのでしょうか。

もちろん熱さや痛みの感じ方は人によって異なりますが、実際に施術を受けた方の多くがほとんど苦痛を感じていないのです。その鍼灸のメカニズムを詳しくご紹介しましょう。

鍼灸の「灸」は、熱くありません

「灸」とは一般的にお灸と呼ばれるもので、皮膚の上にもぐさを置き、そこに火をつけます。もぐさは、ヨモギの葉の繊毛から作られており、もぐさの大きさや硬さによって熱さの感じ方は変わってきます。

その昔、お灸はといえば悪いことをした子どもに「お灸をすえる」と戒めの言葉として言われるくらい熱さや強い刺激を伴うものでした。しかし、現在ではそのようなやけどの跡が残るような施術はまず行われないのでご安心ください。心地の良い温かさに心身ともにリラックスできるのがお灸なのです。

鍼灸の鍼が痛くない3つの理由

鍼を体に刺しても痛くないなんて不思議に感じる方も多いでしょう。その疑問にお答えする3つの理由をご紹介しましょう。

鍼の太さ

鍼灸で使われる鍼の太さは0.14〜0.34mmです。これは一般的に髪の毛の太さと同じくらいで、私たちがイメージしている注射針の3分の1程度の太さなのです。この太さは世界的にみても非常に品質が高く、日本の繊細な技術が痛みを軽減してくれているのです。

鍼の先端の丸み

鍼灸の鍼は、先端がわずかに丸みを帯びています。これは注射針と大きく異なる点です。注射の針は、血管を突き刺す必要があるために先端が鋭利にカットされているのですが、鍼灸の鍼は皮膚の間に入り込むように鍼を打つので、痛みを感じにくくなっているのです。

鍼管の存在

細い鍼を皮膚に打つのはとても高い技術が必要であり、その時に鍼が曲がったりぶれたりしてしまうと痛みを感じることがわかっています。

その痛みを軽減するために作られたのが鍼管であり、その細い管に入れて鍼を打つことで鍼の曲りやぶれがなくなり、結果として痛みを感じにくくなっています。

実はすごい!鍼灸のもたらす効果

鍼灸は肩こりや頭痛の症状のときの治療方法だと思っていませんか。実は、鍼灸はさまざまな症状の改善に効果を発揮するのです。

女性の悩みには鍼灸が効果的

女性特有の冷え性、貧血には鍼灸が非常に効果的です。鍼灸によって血液の流れがスムーズになると、今まで滞っていたところまで血液が行き渡り、不調の改善につながるのです。また、鍼灸は副作用がないので、つわり、逆子治療などにも用いられることがあります。

鍼灸は子どもにもできる?

副作用のない鍼灸は子どもにも施術することができます。皮膚を刺激することで血流を活性化させ交感神経と副交感神経のバランスを整えます。

乳幼児から行うことができるので「夜泣き」「癇癪」「夜尿症」「小児ぜんそく」など、子ども特有の症状にも効果を発揮します。

これだけ知っていれば大丈夫!鍼灸の基本

これまで鍼灸の仕組みや効果についてお伝えしてきましたが、次は実際に施術を受ける際の疑問点や不安な点にお答えしていきましょう。

鍼灸は誰でもできるの?

鍼灸治療は、誰でもできるわけではありません。鍼灸は、国家資格を持った鍼灸師と医師のみが施術することができる治療法です。

正確には「はり師」と「きゅう師」にわかれていますが、両方の資格を有する方がほとんどなのでまとめて「鍼灸師」と呼ばれています。

鍼灸師は専門学校や大学で必要単位を取得したのち、国家試験に合格した人だけが取得できる資格であり、取得には最低でも3年以上の期間が必要となります。

鍼灸は安全なの?症状が悪化することはない?

現在鍼灸で使われる鍼は、使い捨てタイプの鍼であることがほとんどです。施術直前に開封し、使用後は即破棄されるようになっているので、使い回しの心配もありません。

また、鍼灸は自然治癒力を高める治療法であり、薬や一般的な治療のように副作用がなく安全性の高い治療方法であると言えるでしょう。

どんな服装でいけば良い?気をつけることは?

施術時は、実際に皮膚に鍼やお灸をしていきますので、脱ぎ着のしやすいリラックスした服装でいきましょう。女性の方はワンピースなどのセパレートできない服装は避けた方が無難です。また、お店によっては着替えの用意があるところもありますので、来店前に問い合わせておくとより安心でしょう。

また、施術後お風呂に入ることは可能ですが、血流の流れが活性化すると人によっては軽い疲労感を感じることがありますので、直後の入浴は避けた方が良いかもしれません。

まとめ

鍼灸は熱さや痛みがないだけではなく、副作用のない安全な治療方法なのです。「日和庵」では、初めての方でも安心して施術が行えるようにどんな小さな疑問や不安にも丁寧にお答えいたします。まずはお気軽にご相談ください。

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